【SS】Happy!Merry!Christmas!!<3>
1,2とは更に別視点から。
↓ぽちっとな!
「だから!ツリーにプレゼントがあるからそれを取ってって言ってるのっ!!」
「OKぷっちん、馬鹿な俺にも解る様に最初から説明してくれ」
「さっきからしてるじゃない」
「って言うかぷっちんなら俺なんか居なくても一人でプレゼントの1つや2つや100個や1000個……」
「……やっぱり、聞いてないじゃない人の話」
シャミアとうさぁが中央アルターから広場に向かい、
迷子になったてぃるをLeekeが探し始めた、その少し後の、時刻。
村アルターの2階、壁に寄りかかったDeathVampireにぷちふろーらが必死に何かをまくしたてていた。
曰く。
中央の広場にクリスマスツリーが立つ事。
ツリーにプレゼントが飾られている事。
そのプレゼントは、クリスマス当日に争奪戦が行われる事。
「争奪戦って言ってもどんなのかは解らないけど……」
「ぷっちんならツリー倒してでも奪うんじゃないのか」
「……もういいわ、着いて来なさいよ」
怒ったように手を引いて連れて行かれた先は、巨大ツリーの立つ中央噴水。
「ほら見て」
「おぉー随分と立派なツリーだなぁ……」
「そこじゃなくて!」
見上げる程高い、クリスマスツリー。
綺麗に飾られた色とりどりのプレゼントは。
「あー……こりゃぷっちんじゃ届かないな」
「でしょ?」
ツリーを見上げた姿勢からぐるんと振り向き、ぷちふろーらはDeathVampireを見上げながら睨み付ける。
「だから手伝ってって言ってるの」
「つか、俺でも無理だぞ。手が届かん。ぷっちん肩車しても無理だろうなー」
「……あんたの弓は飾り物?」
「おぉ、そうか!ぷっちん頭いいな!」
「……」
心底呆れた様に、ぷちふろーらが溜息を尽く。
そこに。
「おーい、ぷちしゃん、兄~」
パタパタと近寄る影が2つ。
2人が声の方を振り向くと、シャミアを引きずりながら近寄るうさぁの姿があった。
「おー、うさぁとしゃみーも来てたのか」
「勿論ですよ!」
「や、しゃみー連れて来たの私だし」
「うさぁめ」
「しゃみーめ」
「……2人とも仲が宜しい事で」
そして、4人の話題は自然とクリスマスの話へ。
ぷちふろーらが仕入れた情報を2人に話す。
「ふーん……争奪戦かぁ……具体的にどんなのなんだろ?」
「ビンゴ大会じゃないかな!」
「え~俺それ嫌だなー」
「それだと、私がですばんを連行する意味が無くなるんだけど」
わいわいと話す4人に、さらに2つの影が近付く。
「あ、にーにだ~にーにぃ♪」
「……お前等何騒いでんだ」
手にチラシを持ったLeekeと、肩の上のてぃる。
チラシを見たぷちふろーらの目の色が変わる。
「ちょっと、そのチラシ見せて!今すぐ!」
「お?あぁ、ほい」
6人で顔を寄せ合って覗き込むチラシには。
『クリスマスプレゼント争奪戦』
日時:12/25 0:00
場所:中央噴水 クリスマスツリー
日付が変わった瞬間、ツリーを飾るプレゼントが攻撃できるようになります。
上手く攻撃を当てて、プレゼントをゲットしましょう!
なお、プレゼントは2人1組、1個限定となります。
リボンを両端から2人でほどくと中身が出て来る仕様となっておりますので、
家族、恋人、友達、誰でも2人組を作っておいで下さい。
沢山の方の参加をお待ちしております!!
それでは、よいクリスマスを!!
……そんな言葉が、ポップな字体で書かれていた。
「しゃみーってスモワあるよね」
「任せとけー」
「どれ狙うか迷っちゃうねー」
「……え、やっぱり俺も参加するの」
「ほらやっぱりですばん必要じゃない」
「おう!腕が鳴るぜ!!」
……そして。それぞれのペアが作戦を練りつつの、クリスマスイブ。
---------------------------------------
3組目はぷっちんとですばん。
これで書きたかった3組が出揃ったので、あとはクリスマスの瞬間、何が起こるか……
次でそれを書きたいと思いますっ。
↓ぽちっとな!
「だから!ツリーにプレゼントがあるからそれを取ってって言ってるのっ!!」
「OKぷっちん、馬鹿な俺にも解る様に最初から説明してくれ」
「さっきからしてるじゃない」
「って言うかぷっちんなら俺なんか居なくても一人でプレゼントの1つや2つや100個や1000個……」
「……やっぱり、聞いてないじゃない人の話」
シャミアとうさぁが中央アルターから広場に向かい、
迷子になったてぃるをLeekeが探し始めた、その少し後の、時刻。
村アルターの2階、壁に寄りかかったDeathVampireにぷちふろーらが必死に何かをまくしたてていた。
曰く。
中央の広場にクリスマスツリーが立つ事。
ツリーにプレゼントが飾られている事。
そのプレゼントは、クリスマス当日に争奪戦が行われる事。
「争奪戦って言ってもどんなのかは解らないけど……」
「ぷっちんならツリー倒してでも奪うんじゃないのか」
「……もういいわ、着いて来なさいよ」
怒ったように手を引いて連れて行かれた先は、巨大ツリーの立つ中央噴水。
「ほら見て」
「おぉー随分と立派なツリーだなぁ……」
「そこじゃなくて!」
見上げる程高い、クリスマスツリー。
綺麗に飾られた色とりどりのプレゼントは。
「あー……こりゃぷっちんじゃ届かないな」
「でしょ?」
ツリーを見上げた姿勢からぐるんと振り向き、ぷちふろーらはDeathVampireを見上げながら睨み付ける。
「だから手伝ってって言ってるの」
「つか、俺でも無理だぞ。手が届かん。ぷっちん肩車しても無理だろうなー」
「……あんたの弓は飾り物?」
「おぉ、そうか!ぷっちん頭いいな!」
「……」
心底呆れた様に、ぷちふろーらが溜息を尽く。
そこに。
「おーい、ぷちしゃん、兄~」
パタパタと近寄る影が2つ。
2人が声の方を振り向くと、シャミアを引きずりながら近寄るうさぁの姿があった。
「おー、うさぁとしゃみーも来てたのか」
「勿論ですよ!」
「や、しゃみー連れて来たの私だし」
「うさぁめ」
「しゃみーめ」
「……2人とも仲が宜しい事で」
そして、4人の話題は自然とクリスマスの話へ。
ぷちふろーらが仕入れた情報を2人に話す。
「ふーん……争奪戦かぁ……具体的にどんなのなんだろ?」
「ビンゴ大会じゃないかな!」
「え~俺それ嫌だなー」
「それだと、私がですばんを連行する意味が無くなるんだけど」
わいわいと話す4人に、さらに2つの影が近付く。
「あ、にーにだ~にーにぃ♪」
「……お前等何騒いでんだ」
手にチラシを持ったLeekeと、肩の上のてぃる。
チラシを見たぷちふろーらの目の色が変わる。
「ちょっと、そのチラシ見せて!今すぐ!」
「お?あぁ、ほい」
6人で顔を寄せ合って覗き込むチラシには。
『クリスマスプレゼント争奪戦』
日時:12/25 0:00
場所:中央噴水 クリスマスツリー
日付が変わった瞬間、ツリーを飾るプレゼントが攻撃できるようになります。
上手く攻撃を当てて、プレゼントをゲットしましょう!
なお、プレゼントは2人1組、1個限定となります。
リボンを両端から2人でほどくと中身が出て来る仕様となっておりますので、
家族、恋人、友達、誰でも2人組を作っておいで下さい。
沢山の方の参加をお待ちしております!!
それでは、よいクリスマスを!!
……そんな言葉が、ポップな字体で書かれていた。
「しゃみーってスモワあるよね」
「任せとけー」
「どれ狙うか迷っちゃうねー」
「……え、やっぱり俺も参加するの」
「ほらやっぱりですばん必要じゃない」
「おう!腕が鳴るぜ!!」
……そして。それぞれのペアが作戦を練りつつの、クリスマスイブ。
---------------------------------------
3組目はぷっちんとですばん。
これで書きたかった3組が出揃ったので、あとはクリスマスの瞬間、何が起こるか……
次でそれを書きたいと思いますっ。
BANさん:2010年12月22日
ついに俺にも春が・・・きたか・・・にーにぃ♪が可愛すぎて困る・・・orz