【SS】Happy!Merry!Christmas!!<2>
続き。また別の視点からのお話。
↓ぽちっとして読んでくださいな。
「んでね、今日の夕方に、中央の噴水広場におっきなクリスマスツリーが立つんだって!」
「ふーん……」
「しかもなんとっ!クリスマスプレゼントがたーくさんぶら下がるんだってよぉ?」
「へー……」
「むふふ、楽しみ……ちょっとりくたん、食べてばっかりじゃなくて人の話聞いてる?」
「あ、ハイ聞いてますなんでしょうてぃるさん」
村のアルター付近に、冬にしては少し暖かい日差しが降り注ぐ。
欄干の上にいつものように腰掛けた2人は、てぃるが何処かから取り出したお菓子をつまみながらのんびりと話していた。
「んで、何時に立つんだ、ツリーは」
「リニさんが16時って言ってたよ?」
現在時刻、15時半。
「……30分後じゃねーか」
「え?うわ、ほんとだ!のんびりしてたぁ!!」
「行く気なのか……」
「勿論!では早速~西銀あるたぁ~♪」
「え、俺も行くの」
「行かないのぉ?」
「……いえ、行かせて頂きます」
アルターに乗って降りた銀行前。
いつもの露店以上にクリスマス一色に染められた沢山の露店と、その見物客で。
「すげー人だな……帰っていいか?」
「だめー」
大量の人でゆっくりとしか歩けない中。
階段を下りて、中央へ向かう。
そして5分後。
「りくたーん、何処……?」
……お約束事態、発生。
人混みでいつの間にかはぐれていた……と言うよりは。
「あ、あのお菓子かわいーおいしそー♪」
と言うのが原因なのだが。
「んーどうしよう……何処に行ったら会えるかなぁ……?」
半べそをかきながら、歩き始めた、その時。
「てぃる、見っけ」
くしゃっと頭を撫でる手。
思わず見上げた先には、少し怒った様に見下ろす視線。
「……りくたーんよかったぁぁぁあ」
「解ったから抱き着くな」
「何でここに居るって解ったの?」
「んー……」
「え……うにゃっ?」
変な悲鳴は、ひょいと身体を持ち上げられて、そのまま肩に座らせられたから。
ついでとばかりに、Leekeは露店から色とりどりのキャンディを買って、肩の上のてぃるに渡す。
「てぃるの居場所なら大体想像付くからな……行くぞ、そろそろ時間だ」
「……うん♪りくたんありがとー」
中央噴水に向かって歩き出す。
と、てぃるを肩に乗せて歩くLeekeの手に、すれ違うこぐねぇからチラシが押し付けられた。
「りくたん、何処見てるの」
「やー今のこぐねーさんこの寒いのにバニー装備で胸が足が……って、違う違う」
貰ったチラシを2人で覗き込む。
そこに書いてあった文字は。
「「”クリスマスプレゼント争奪戦”……?」」
--------------------------------------------
しゃみうさの次はりいくてぃる。
<1>がストーリー進行担当なんでこの2人はらぶらぶ担当にしてみました。
なんとなく「本人達が無自覚ならぶらぶ」を書きたかったのですがどーだろう。甘く書けてるかな。
↓ぽちっとして読んでくださいな。
「んでね、今日の夕方に、中央の噴水広場におっきなクリスマスツリーが立つんだって!」
「ふーん……」
「しかもなんとっ!クリスマスプレゼントがたーくさんぶら下がるんだってよぉ?」
「へー……」
「むふふ、楽しみ……ちょっとりくたん、食べてばっかりじゃなくて人の話聞いてる?」
「あ、ハイ聞いてますなんでしょうてぃるさん」
村のアルター付近に、冬にしては少し暖かい日差しが降り注ぐ。
欄干の上にいつものように腰掛けた2人は、てぃるが何処かから取り出したお菓子をつまみながらのんびりと話していた。
「んで、何時に立つんだ、ツリーは」
「リニさんが16時って言ってたよ?」
現在時刻、15時半。
「……30分後じゃねーか」
「え?うわ、ほんとだ!のんびりしてたぁ!!」
「行く気なのか……」
「勿論!では早速~西銀あるたぁ~♪」
「え、俺も行くの」
「行かないのぉ?」
「……いえ、行かせて頂きます」
アルターに乗って降りた銀行前。
いつもの露店以上にクリスマス一色に染められた沢山の露店と、その見物客で。
「すげー人だな……帰っていいか?」
「だめー」
大量の人でゆっくりとしか歩けない中。
階段を下りて、中央へ向かう。
そして5分後。
「りくたーん、何処……?」
……お約束事態、発生。
人混みでいつの間にかはぐれていた……と言うよりは。
「あ、あのお菓子かわいーおいしそー♪」
と言うのが原因なのだが。
「んーどうしよう……何処に行ったら会えるかなぁ……?」
半べそをかきながら、歩き始めた、その時。
「てぃる、見っけ」
くしゃっと頭を撫でる手。
思わず見上げた先には、少し怒った様に見下ろす視線。
「……りくたーんよかったぁぁぁあ」
「解ったから抱き着くな」
「何でここに居るって解ったの?」
「んー……」
「え……うにゃっ?」
変な悲鳴は、ひょいと身体を持ち上げられて、そのまま肩に座らせられたから。
ついでとばかりに、Leekeは露店から色とりどりのキャンディを買って、肩の上のてぃるに渡す。
「てぃるの居場所なら大体想像付くからな……行くぞ、そろそろ時間だ」
「……うん♪りくたんありがとー」
中央噴水に向かって歩き出す。
と、てぃるを肩に乗せて歩くLeekeの手に、すれ違うこぐねぇからチラシが押し付けられた。
「りくたん、何処見てるの」
「やー今のこぐねーさんこの寒いのにバニー装備で胸が足が……って、違う違う」
貰ったチラシを2人で覗き込む。
そこに書いてあった文字は。
「「”クリスマスプレゼント争奪戦”……?」」
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しゃみうさの次はりいくてぃる。
<1>がストーリー進行担当なんでこの2人はらぶらぶ担当にしてみました。
なんとなく「本人達が無自覚ならぶらぶ」を書きたかったのですがどーだろう。甘く書けてるかな。
BANさん:2010年12月22日
りくたんずるくね!!ぶーぶー!てか、フレンチクルーラーより甘かったお^ω^